家庭用の電気製品を常時屋外で使うことは殆ど無いと思います。

仮に屋外でも使える家電があれば、それなりの耐久性のある素材を使っているはずです。そういった造りにしていなければすぐに壊れてしまうかもしれませんし、長い間使用出来たとしても電源ケーブルが劣化して断線すれば危険な状態になるので、メーカーもそういったことはちゃんと考えているはずです。ところで屋外で電気製品を使わなくても、配線は屋外に出さなければならないことがあります。例えば、2階建ての住宅でLANケーブルを1階から2階へ繋がなければならない時などです。

一般的には無線LANを使ったり、室内にある階段を通して繋いだりすると思いますが、自宅の構造によっては電波が届きにくかったり、屋外に出した方が配線が短く済む場合もあるはずです。しかし屋外に出すと様々な要因で劣化が早まります。LANケーブルはその外側を樹脂製の素材で覆っていますが、その素材は紫外線や塩分などで劣化するのです。後、使用出来る温度範囲もあります。降雪のあるような地方だと冷たい風に吹かれたりすると極端に温度が低くなることもあるはずです。それが繰り返し起こると劣化が早まります。また降雪があると道路に融雪剤を散布したりもしますが、その主成分は塩化ナトリウムや塩化カルシウムといったものです。

風で周辺に飛ぶこともあり塩害と同じことが起こります。なのでこれでも劣化が早まってしまうのです。なので、LANケーブルを屋外で使用する時には紫外線や塩分、それに温度などにも気をつけなければなりません。現在ではそのような過酷な環境に耐える仕様のものもあるので、そういったものを使うことが長く使うための手段です。近年は異常気象になる頻度も多くなっているので、降雪のない地域でも大雪になってしまうこともあります。屋外で使用する場合は、この地域では大丈夫と油断せず慎重に選んだ方がよいかもしれません。
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