夏に限らず外に出て太陽の光を浴びると日焼けをします。

真夏になると薄着になりますし、露出する部分が多いですから紫外線対策はきっちりしておかなければ、後でシミになって残ったりもします。海水浴に行くとなれば全身に日焼け止めのクリームなどを塗っておかないと後が大変です。

ところで、その紫外線は実は私たち人間の皮膚にだけ変化をもたらすのではないのです。掃除や洗濯などの家事をしている人なら何故だろうと疑問に思ったことがあるかもしれませんが、例えば、洗濯ばさみとか、ハンガーなどが次第に角が丸くなったり、もっと長く使っていると表面が粉っぽい感じになってきたりもします。

この現象は実は紫外線のせいでもあるのです。その目に見えない光線は樹脂製のものを劣化させる力があるのです。洗濯ばさみぐらいなら新しいものに買い換えれば済むことかもしれませんが、例えばケーブル類が屋外で使われていることがあります。ケーブルは中の金属線を守るために外側を樹脂製の素材でカバーをしていることが多くあります。ということは紫外線を浴びると劣化が起こり、下手すると中の金属線がむき出しになってしまうかもしれません。金属線がむき出しになれば、危ないですからケーブルの交換を余儀なくされます。屋外で使うケーブルは風で飛ばないようにしっかりと固定していることが多く、それを取り外す作業はとても大変になるでしょう。近年は紫外線対策を施した屋外用のケーブルも出ているので、屋外で使用する場合は、そういった仕様のものを使った方が後々楽になります。

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