ソーラーパネルと言えば太陽光を浴びて発電をするものです。
小さいものだとかなり昔からあり、例えば電卓などに使われていたりもしました。もちろん今でもそのタイプはあります。大きなものが広く普及し始めたのは近年で、屋根に設置する家も多くなりましたし、大量に設置して発電することも珍しくはなくなりました。ところで、ソーラーパネルは当然ですが日光を浴びると電気を発生します。その電気はパネルに貯めておくわけにはいかないので、ケーブルを使って集められます。
そして接続している機器で変換などをして一般家庭で使える電気になります。ソーラパネルは屋外に設置されるので、ケーブルも同じく屋外に這わせることになります。ですが、時には強風が吹いたり、台風で暴風になることもあります。どこかにケーブルを括りつけておかなければ吹き飛ばされます。ですので、結束バンドなどを使ってパネルを設置している台座に括りつけます。
結束バンドはご存知の通り手軽に使えるのでよいのですが、素材を選ばなければなりません。というのは屋外での使用は結束バンドを劣化させていくからです。劣化させるものには、例えば太陽光に含まれる紫外線がありますし、海の近くや凍結融雪剤を撒くような雪深い地域では塩害もあります。ですが、現在ではそういった劣化の要因となるものに対して強い結束バンドも登場しています。ソーラーパネルの設置は業者に依頼することがほとんどだと思いますし、間違って屋内用のものを使うことはないと思われますが、知識として知っておくとどこかで役に立つかもしれません。